画廊ってなんだろう?

随分書いていなかった。個展のお知らせすらしなかったな…ま、いいか。
今回の展示で、勘違いされたのが働いてないと思われていること。ギャラリーは入り難いし、絵を買う習慣はないってのが解る。わたしだってそうそう買わないから何とも言えないが。ギャラリーの敷居が別に高くないんだけど高いと思われるというのも感じた。別に個展したからって凄くも何ともないし極端に言えば、お金払えば出来るからね…その辺のあたりひっくるめて、私が絵だけで生活していると素直に思われる方が数名いた。そうであればいいけどね…
で、聞かれたのが何を思って描いているのかということ。どこから思いつくのかということ。まともに答えられたらいいのだが…自分ですら、何考えて描いたんだろうか…暇だったのか?と思うくらいなので、答えられようはずがない。ちったー考えろよと反省した。なんでペン画なんですかとか、球体関節人形を作ろうと思ったのはどうしてかとか…好きだからじゃないの…と。馬鹿そうだ。


「標本函」というタイトル 通称おっきいちゃん 頭でっかちなのでそう呼んで愛でていたのだが、そんなに可愛くはないと色々な人に言われた…可愛いを総動員したんだけどね 箱は京都のアンティークショップで見付けたもので、非常に格好いい できれば手元に置いておきたかったけど…ま…仕方ない また発掘してこようと思う


お礼状にでも使おうかな…


「舞踏家」というタイトル 通称ハンドさん 増殖する予定 5体くらいいたら愉しいかな 制作過程で非常に気持ち悪くなり、画廊の方に見せるのが恐ろしくなったりもしたのだが何とか持ち直した よかった…


顔はかわいいんだよね


尻があるんだよね 尻がまたかわいいんだよね…どうです?


ハンドさん妄想図

今回、4日間ほぼ終日画廊にいて、そんなに引っ切りなしに人が来る訳でもないので画廊の方々と沢山話が出来た。2年前位から扱って貰っているのだけれど、遠いという事もあり滅多に会わないし、ほぼ知らない人というか…画廊って何よ?っていうのもあるし、付き合い方がまるで解らなかった。何となく、取引先のお客様みたいなものか?という意識があり、特に注文を付けられないし、制作に関して何も言われないので、ストライクなものがないのかねと思っていた。厳しい事言われた方が解りやすいから。1月に新年会的なものに参加し、今回沢山話した事で、いまいちピンときていなかった諸々が、嫌われてる訳じゃないんだとかその程度だけど解ったかなと。嫌いなら扱う訳なかろうと…向こうにしてみれば、ようやくか…と唖然とされるかもしれないが、わたしは人に慣れるのに1年以上かかるから仕方ない。だから、今度から不穏に思ったりする必要がなくなるので楽だ。