会議

僕は
僕の存在する意味は?と叫びながら、ファッションを愉しむ。つまり、纏うもの。僕は服を着るのと同じくして存在意義について悩む事も纏う。例えばの趣味趣向僕はこの服を切る事で存在意義について頭を悩ます。それは単にスタイルでしかない。
僕は
真面目に考える事を必要としているのではない。僕が真面目に考えなければいけない事なんて何一つ無い。これもまた、スタイル。退廃的趣味。
僕は
ひらひらとした夢の様なお洋服を纏い、人は死ぬのさと言ってみる。
僕は
素直にファッションを楽しんではいない。服を作る事も想像する事も、例え何も主張しないと言ってみても。何も主張しない事を主張する。主張しない事は許されない。例えば
僕は
何も主張しない絵を描いたとして、僕以外が意味付けをする。僕がそれは違うと主張してしまう。させられてしまう。だから僕はファッションのみを愉しむ事とする。服とともにぶら下がったスタイルをお手軽に。
僕は
絵描きが絵を描く事について考える事に吐き気を催す。純粋な作業だと思われた事が汚される。それもまた絵描きのスタイル。
僕は
計画された汚れ計画された汚れ汚れ汚れを素敵だと思えるだろうか?僕の本当に好きだと感じたのは汚れようとせずに汚れてしまった、力なく笑う人達だ。
僕は
底に落ちる事無く安心と安全の上でそれを愛でるのか?

僕はそれで考える事を止めたいと思ってファッションに寄りかかる事にした。僕は絵描きを選んで、絵について考え、悩み、安全な場所から唾を吐く。

僕は今非常に多くの自分を否定して、過去を無かった事にしようと試みる。無様な過去を。そうでなければヌルい世界と私の蔑む場所に同化しようか?同化する為にそのようなファッションを選んだらいいだけだ。