虫けら様

夏休み中に必死に描きためて後6枚描いたらちょっと大きいのにとりかかる予定。ペンはもう飽きたので鉛筆で描いたろと思っているけれど、鉛筆奥深過ぎて尻込み中。まーなんとかなるでしょう。

ウニカ・チュルンについて調べていて、たまたま見たブログに胃が裏返った感じがした。私の記憶で何となく書くと、ウニカ・チュルンはハンス・ベルメールの奥さんなんだけど、ウニカ・チュルンの展覧会にハンス・ベルメールの小さなデッサンが二枚あって、展覧会自体は非常に満足のいく素晴らしいものだったにも関わらず主要作品ではないその二枚のデッサンが非常に良くて、技術と才能の差を感じたと。概ねこんな風な内容だったと思う。この二人を自分に置き換えるのは非常におこがましいと言うかレベルが違うのだけど。
誰のどの絵もじーっと見てたらいくつかの良さは見付かるもので。(見る側の嗜好とか常識とか育ちとかのいくつかの膜があるにはあるが)だけど思いっきりぶん殴られるみたいな衝撃は受けない。そうそう受けるもんじゃないけど。自分の絵が物足りないと思うのはだからそういう事かと思った。技術に才能なんて…どーしろってのよ。と思うがもう手遅れだし、震えつつも何か名前のついた物に安心を求めないように(どうせ虚構だ)せめて技術くらいもうちょっと何とかしよう。

とは言え、展示はするし本も作るし、売るし。足りねーな足りねーなとは日々思いつつも手を動かしていればなんとかなるんじゃないかと思っておく。