人間だという証拠は?


本を買った。5冊。1冊はダブり。

「けど」を「けれど」と書く及び言うのはどうでしょうかね?「れ」が入るか入らないかで随分違うんでしょうね。
論語物語を読んでいるのだが、「道」の終わりはないらしい。つまり。終わるって事がないらしく、神だかなんだかわからない「道」についてじっと考えて、考えている内に死んでしまう訳。全ては道の途中だと。多分、何かを成し遂げるとか終わるとか言う事なんておこがましいという事なのかもしれない。神仏に願う事も、禁止されているという事でなしに、何を願うのかって言う事に、それをその神仏に頼んでいいのかって事に重点が置かれている。私利私欲では勿論よろしくない。他人の為だからいいってものでもない。常に天命。地獄編でも運命の神だけは善悪だとかなんて言うか、人間の感情的な物から除外されていた。つまりは、人間なんて所詮それだけのもんだって事を前提に、何か「終われる」事を目指すには(目指すだろうけれど、)それが終わって何か見えると思って、見返りを求めて何か…というか努力だろうと思うけれど、しても何も見えないよと言われた様な気がした。で、自分が多少なりとも衝撃を受けたのは、何か、安定とか名声とか?変わらない何かを求めたんだろうなと思って、多少がっかりしたけれど(わたしはわたしを非常に買いかぶっているので。大分あきれてはきているけれど)、今読んどいて良かったとも思う。

アゴタ・クリストフさんが亡くなっていた事を知らなかった。悪童日記がダブっていても、だからなんだっていうね…