さも何事もなかったかのように

お久しぶりと、だからあなたにはついていけない。さもさも何事もなかったかのように。実際何もなかったじゃないって確かに「何事か」はなかったけれども、ほらこう気持ちを汲み取るという事があなたにはできないのねって。


本日搬入してきます。
嫌な4月はくるぞくるぞと思って対処しようとしているのに、いつでも失敗に終ります。誰かといると多少は紛れますけれども、近しければ近しい程被害をあたえてしまう事になるのです。「反省しろ」とは言われましたが、久々に、大人になったのに、それにしたって本当久しぶりに「反省しろ」と。言われても仕方がないとうなだれはするけれども、反省はしません。反省し始めたら切りがないので、フェアーであるところの私は、ただ一人に謝らないように全部に謝らず、また、反省もしないのです。


墓場鬼太郎を全部見終わりまして、死後があんなだったら死ぬのも恐くあるまいと思って、あの絵は格好がいいなと、物語もいいなと、水木さんを鬼太郎が見捨てるところなんて笑ってしまったわと。私は若い頃には随分死んでしまっても恐くないと思っていたけれど、今更、死ぬなんて恐いわと思うのです。死んだ先まで考えが及ぶ様になったからだと思います。以前であれば苦痛を伴わなければ死んだっていいと思いましたけれども、今はどうせ自死ならば餓死がいいんじゃないかと思っています。死への向かい方がゆっくりであるから向こう側への心構えなんかもゆっくりできていいのじゃないかと。


善くも悪くも人は変わるようです。考えも外見も何もかも。


私は現在非常に後ろ向きな時期であるので展示といっても愉しみでも何でもない気がしていますけれど、誰が見てくれるものかと自虐的な思考を繰り返していますけれども、一応見に行けそうな方は是非と締めさせていただきます。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/kisara/art.html