素晴らしき日常

ある日、天気のいい道で。
自転車にて道すがら、国旗を立てている家を何軒も見る、女。今日は緑の日かしら?と思い、連れの男に「今日みどりの日?」と。聞こえない様なので女、もう一度「今日みどりの日?」。鬱陶しそうな声で男「どこに?」。女わけが分からず「どこにって何が?」。「ちょーみどりの木ってどこだよ」....男の耳は少しおかしい。


ある日、エレベーターで。
「何階ですか?」と聞く女。胸を触ろうとする男。「やめてください」と女。「ごかいです!」
楽しそうな生活でしょう?


今日の、前日。
帰ると言った男が今家にいる。非常に腹を立てた女は思う、それがどんな理由であれ、独りの時間を奪われては怒らない訳にいかない。ここで仕方ないと大人のふりして優しくしてしまったら、私の怒りと時間はどうしたらいい?これから4日間の私の練った計画は水の泡だ。ということで、少々理不尽ではあるけれども心の底から疎んだ。「仕方ない」「頑張れ」なんて言って生活してはいけないと、私は思う。


先日、匂い立つ部屋で。
オイルマッサージをしてきた。普通のマッサージでも良かったのだけれども、何か匂いとかリラックスとか...と思ってやったきた。全身やるつもりはなかったのだけれども、調子にのって全身にしてしまった。「これに着替えてください」と、紙パンツを渡された。そういえば、随分前にバリ島でやってもらったのもそんなだった。お腹がごろごろしたらどうしようと思ったけれど、うるさいくらいに温度を確かめて頂いたので心配なかった。首の凝りが尋常じゃないと言う事と、足のムクミが尋常じゃないと言う事を言われた。
どうでもいい事だけれど、お尻を触られるとくすぐったくて仕方ないのだけれどみなさんはどうされているのか?以前お尻の力を抜いてと軽く怒られた事がある。でもくすぐったいもの仕方ないじゃないと思う。くすぐったい人は少ないのだろうか?