西瓜が食べたいよね

ストイックな4日間を過ごそうという計画は失敗したけれども、携帯もちゃんと買ったし変更のお知らせもしたし、また何人か消えたけれども仕方ない。面倒は嫌いだ。

で、読書欲が激しかったので昨日一日、何日かかかるかなという本を一気読み。一気に読んだって事はつまらなくなかったと言う事だ。村上春樹大絶賛らしい。解説の柴田元幸って人はエドワード・ゴーリーを訳している人らしいよ。その人も最高傑作だって書いているよ。

わたしを離さないで

わたしを離さないで

酷く静かに話しが流れているのだけれど、内容は結構シビアで残酷とも言えるし何より希望がないと思うのは読み終った後だからだろうか?そう思うのもあくまでもわたしから見たら、であって残酷だと思うのもまた利己的である様な...いやいやけれどもやはり...と読後遭難する。
話しが違うけれど、ガンダムをSEEDDESTINYを借りたので絵を描きつつ永遠見ていた。ガンダムシリーズはいつでも単純に白黒つくか?って事が大きな問題になる。(SEEDDESTINYに関しては何とも言えないけれど)そこらが苛々しどころで、感情の発散場所をどこにしたらいいか迷うから欲求不満になる。
で、この小説だ。全く違うのだけれども欲求不満になるという部分は似ていて、そういう苛々した感じが大事だなと、自分の絵はそういう欲求不満から成っているのではないかと思う。お陰様で、幸福な雰囲気じゃ全く筆が進まない。
話しが逸れてきたけれど、こういった「どうしようもない感じ」を文章なり絵なりにして本として残せればなと思ったの。