重い腰

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無数の鏡が画家の部屋にある。画家はなぜ泣いたのだろう?医師の魅力はつまり医師である事じゃないらしい。エンディングが思った以上に、50倍くらい、幸せな終り方であって、イメージがざくざく裏切られて、そして長い。恐ろしく長い。人の生きる時間が長過ぎてぐったりする。


関係ないけれど、長い長いと思い続けて、これは一体終りに近づいているのだろうか?とオワリがあるのだろうか?と疑問に思いつつ歩いたら何かにぶつかるだろうか、と歩き続けて、けれども頭の中はオワリでいっぱいであり、そこに絵も音楽も人も入る隙間がなく、飽きて飽きて飽きた先で終る事があるのだろうか?と歩くのも止めてしまって踞り眠りたくなるけれど、眠って起きた先にやはりオワリがないだろう事がしっかりと解ってしまっているから思いとどまって歩き続ける。「どこへ行くの?」は愚問だ。「どこかへ」であり「オワリに向かって」である。