シロイロ

MAYAMAXXの個展を見に行き、ライブペインティングも見る。
お寺の内でのライブペインティングはかなり親密な愉しい物で、というのもMAYAMAXXという人が愉しくおしゃべりしながら描いているからで、帰り道に一緒に居た作家が「正の方向は人を惹き付ける」と言っていたのに妙に納得する。そりゃ、愉しい方がいいよな。暗くて重いよりはさ、と思って少々自分を見失うも、持って産まれた人間性はどうしようもないので考えるのは止める。

MAYAMAXXの使っていた油絵の具のクレヨンみたいなやつを早速今日購入し、キャンパスも購入し手を使い指を汚して左手で描いてみたら愉しくなる。こういう誰に見せるでなく描くとどこかすっきりして、健全であるような気がする。普段の自分のやっている事が如何に阿呆らしい行為であるかと感じる。けれどもまた、阿呆らしい行為に愛情が湧いてきたりもするので、人に見せない絵をちょいちょい描いていくべきねと思う。ただ、そこいら中汚れるので絵描き部屋が欲しいなと心底思う。