坊主とバスタブ

ゴーストバスターズ


金沢旅行で21世紀美術館へ行きAlternative Humanities 〜 新たなる精神のかたち:ヤン・ファーブル × 舟越 桂を見てきまして、ヤン・ファーブルと言えば玉虫のいっぱいついたドレスみたいなものが有名じゃない?本当はもっと違う天使の様な作品名だったけれど、それを見て、高い所に配置されていてよく見えずちょっとがっかりしていたら、虫だらけの十字架のようなものがいくつも配置された部屋があり充分に満たされた。虫、どうやって集めたのかしら?自分達の収集法を思い出しながら十字か…と思う。船越桂という人の名前は定かでないけれどあの人達の映像は記憶にあり、あの乱立具合はそりゃ圧巻であって触りたい衝動はもちろん抑えた。何体かのスフィンクスが特に気に入る。どこかを向いている目玉とこちらを見る目玉と色と大きさと兎に角素敵。それと、ヤン・ファーブルのコノハムシという作品名の引っ掻いた様な青色の面にぽつんと置かれたコノハムシが、擬態の為にあんな姿なのに、青い所に貼付けられちゃって酷く場違いで恥ずかしげな雰囲気が溜まらない。「メダチタナイノニ」と恐らくこう言っている。に、違いない。
もうひとつ高嶺 格 Good House, Nice Body 〜いい家・よい体これが何だか面白かった。前知識なく入って行って、何だかよく解らないのだけれど何だか解らないまま見て、怖いようでもありエロいようでもあり、ナニを感じたら正解というのでもないようなので面白いという感想で。

香林坊にある純喫茶ローレンス
女主人の絵が飾ってあり、その絵が非常に興味深い絵で、じろじろ見ていたら色々と説明してくれて他のも見せてくれて、どうやら絵を描いたり立体を作ったりしているらしい。想像外の年齢に相当吃驚した。同居人の言葉を借りると、まるで少女の様な人であるから。兎に角、疲れる事が嫌いらしいので、どんどんメニューが減って行くらしい。結局4時間近く居座る。


京都大丸にて今森光彦写真展「昆虫 4億年の旅」
これは面白かったし、美しかったし、可愛かったし、エイリアンだった。見れば解るよっていう一言に限る。