複雑なことでもない

祇園祭、愉しかった。宵山もいいけれど、動く山鉾は別格。長刀鉾の車輪の軋みにはゾクゾクした。


朝の蟷螂山。回りの提灯やら何やらが取り除かれていて蟷螂がよく見える。


長刀鉾。目の前をぎしぎしと通り過ぎる。家にぶつかりそうな所が見所なのだが、警備員さんの鑑賞者への言葉もなかなか。


蟷螂を動かす人形師の方が下に2人、上に2人なのだが、あの暑さでは中は蒸し風呂だろうにさすがプロ。声が掛かると素敵に動く。この写真は帰ってきたところ。電線を避ける為に人形師の方が出てきている。



好調な売れ行きであったらしく2日で完売したそうで。売れ残っても来年売るから大丈夫と言われていたものの、あんまり残ったらどうしようとそりゃ思うよね…
日程と暑さに助けられたとは思う。


ちなみに、MUのサインが入ってます。遠慮がちに…

巡行終わり、夜に直会へ。平たく言えば打ち上げ。どういう状況なのか全く解らないまま行ったら、ホテルの宴会場で、結婚式の披露宴みたいな…舞台もあって。記念品を頂けるとの事だったのだが、当初、蟷螂山をばらしつつそっと受け渡しと聞いていた。舞台あるし、壇上へとか言われるし…なんか言わなきゃいけないんじゃないのという悪い予感は当たる。そういうのしないって言ったじゃないか!と思いつつも、親交の深い人がひとりもいなくてむしろ良かった。なんかおどおど言って退散。年上の方々が「先生、先生」言うのは本当に止めて欲しかった。窓口となってくださった方には本当にお世話になったので、念入りにお礼を。推薦してくださった同居人の同僚の方にも心からお礼を。同居人が歯に衣着せぬ(着せたところは見た事無いが。無いが!)意見を言ってくれたお陰で、特に「置きにいきやがって」のお陰で、他にも言っていたかもしれないが。
何にせよ。蟷螂山の方々が喜んでくれていて、その生の声が聞けてほっとした。
そして、クジでビールを当てる。


7月は自分が引越して、祇園祭があって、4年半くらい住んだ家を同居人が出て行って家ともお別れ。制作環境を良くしたので、縁に感謝しつつ、日々精進しようと思う。




これ、面白かったよ。

最近、会社の人とサムギョプサルを食べて、なんて美味しいんだと思った。もう一度あの店に行きたい。チョモランマだっけ?エゴマの葉がおいしい。