髪の毛をぐりんぐりんにしてみよう

今更だけれど、ゴーストワールドを観た。5年くらいみよーみよーみよーと思っていてやっと観た。青春映画であるらしいそれの、オタクのおっさん役の人が非常にいいと思って調べてみたら、スティーヴ・ブシェミという人で、色々出ていて知った顔であったらしい。もう一本みよーと思っていたものは打ちのめされる系統の映画のようだったので、ゴーストワールドで十分打ちのめされていたから観るのを先延ばしにした。自殺して大人にならなかったのであれば、わたしには救いだと、わたしは特別なのっていう意識を見え隠れさせつつ思い、人が自殺する事を喜んではいけないけれど架空の物語であればいいとして欲しいと思いつつ、そういう事しか考えられない事に反省もしつつ、わたしなんかは出入り口のない箱の中に収まってじっとしているがいいのさと、罪悪なんて感じてないのにそれを誇張してけれども実は自分の状況を楽しんでいるだけという気持ちの悪い少女のフリをしつつ、一体わたしは何がしたいんだと、映画通り「ティーンエイジャー的」に考えてみたりもするけれど、どれもこれもしっくりこないので今日の夕方見た素晴らしい空を思い出す。空に四駆で走った後のような雲模様が幾筋かついていて、それはそれは素晴らしかったのだ。
そしてどうでもいい事だけれど、あの女の子の髪の毛が緑色なのは本の数分なんだね。
その後、エヴァンゲリオン序を昨日眠ってしまったので途中から観て、宇多田ヒカルの歌はいらんと思う。

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