あのねぇ

裸で鏡の前に立つ度に、ついに大きくならなかったなと思うのです。大きくならなかった癖に小さくはなっていくのです。「胸の小さい人と性交しても立たない」と言った人を思い出すのは、私がかつて言われたからとかそういう悲しい事でなく、乳好き男性の説明があまりに納得いくものだったからです。簡単に言うと上記のような事だと。そりゃ、仕方ないわと思いますよ。何を隠そう私は女性の胸が好きなので妙に納得したのです。


私には出来る事しか出来ないので、仕事にしても、色々愚痴を垂れるけれど基本的には好きな事をやっているんだね。お金の為だけに働く事ができないの。いつまでこういう気楽な事が言っていられるのか解らないけれど。周りに目を配るにつれ、自分は縛りが少ないんだなと愚痴っちゃいかんなと思うのね。とは言え、現状にはいつでも満足しないのね。


スペイン語で数を数えながら通勤している。どうして急にスペイン語を覚えようとしているのか?と言うので、スペインで暮らすからだよと言う。大きく出たねと言われる。君だってフィンランドで暮らすと言うじゃないかと思う。


稀に、冗談が冗談として取られない事がある。ある女性に「あなたと付合い続けたら、取りあえず精神科の常連になって薬漬けだね」と言ったら怒られた。本気で。同居人がテレビを見ていて「この人××だから裏で何されるかわからないね」と言う。私が口に出してはいけないかもしれないと思った事を平気で口に出す。同居人とは輪郭が一緒だ。