ある夜

賞を採ったあれです。似た様な話しを最近作家が書いていて、似た様であって全く似ていず、話しとしてはむしろ作家の方が面白いと、身内びいきみたいで気持ち悪いけれどそう思う。もうちょっと捻くれた話しかと勝手に思っていたけれど、シンプルだった。優しさが求められているのだろうかね。


イムリ 5 (BEAM COMIX)

イムリ 5 (BEAM COMIX)

先日、すっかり忘れていたので読み直したら、相当面白い。でもきっと次がなかなか出ないんだろ?そうなんだろ?と思う。


これは以前DVD借りてみたけれど、ロフトに隠っていたら本を見付けたので読んでいる。恋愛小説だったのかと思う。作家が「わたし」として、恋愛に陥っている人を語るように書かれていて面白い。



細菌だとかの研究をするおじいさん先生の研究室に研修へ行き、そこの研究室の人達と仲良くなって、最終日に「わたしはここに戻って来ます」と言う夢を見た。ドアーを開けて外に出た瞬間に、ここに戻るには障害があると思い当たり、それは年齢か?生活か?金か?と色々と考えてみるに、それらは大して問題でない。では何かと考えた結果、絵だ。絵を描いていたんだ、わたしはと。これは実現できない夢かと。絵なんか何で描き始めたのだろうと深く後悔した。
ある意味、忠実に現在の気持ちを投影している。真面目な話し、私はカメに相談した。私がここ最近お付合いしている、紙の上のカメだ。カメはここにはいないけれど、実在しないというのではない。当然の事だ。カメは「何処か」に「いる」ので、当然相談相手として選んで悪いと言う事はない。ただ、カメの分の吹出しは私が埋めねばならないというだけの事だ。