続 入選せねばお別れだ

例のコンペの出品作品数がまた増えていた。そして、この人知っているという人がいたり、これいいなと思ったりして奢った己に反省する。一次審査すら通る気がしない。同居人がいないので、このネガティブっぷりをあと3日は抱えて過ごさねばならない。ついでに、売れている人の絵を見て、羨ましく思ってしまいそうになる。とはいえ、そういう絵を描きたいんじゃないものと負け惜しみに思ってみる。勝ち負けなんてない訳で、いいも悪いも個人の好み以外のなにものでもないと重々承知の上で、多少思う。思わないのも嘘くさいので思ってみてから、いやいや私は間違っていないと思って、同居人に確認する。同居人は私以上に私の絵を信用している。間違いなく。根性無しな私は、身内贔屓が含まれるだとか思いつつわざと聞いたりするのだ。「身内贔屓が同居人の言葉に含まれていない」という事にも保険をかけて「信用してないけれど」と付け加えている辺りが非常にイヤラシい。それくらい手放しで信用したらいいのに。大体、誰の何に対する保険なのか?
でも今日も明日もいないので独りでうじうじと考えて、飽きて走りに行く。走ったらやはり心臓を吐きそうになる。じっとりして帰って来てあとは普通になる。