3月3日からの日々

3/3 雛祭り。ひなあられと菱餅が昔から苦手でね。昔は家が狭かったので私の机の後ろにあるピアノの上にひな人形が飾られていて、七段飾りではないけれどこれは非常にいいお人形なんだと親に言われていた事を思い出す。母方の祖母は量より質の人であったし趣味人でもあったし人形だとか羽子板だとかも作っていたし、多分本当でしょう。七段飾りがいいと言った記憶はないけれど、机の後ろからじっと見つめられているのは気持ちのいいものではなかったのは確かで、人形は大抵怖い物だと思っていた。



3/4 忘れた

3/5 仕事。体調が悪くなりはじめた。

3/6 一日中丸まっていた。ポケモンのなんたらいうゲームを購入し、やり続ける。7時間くらいでもうやめたくなる私に対し、同居人は一日中でもやっている。ここの違いか、と思う。

3/7 何もやらない事に焦りを感じるくらいならば、さっさと他の事をしたらいいという訳で具合の悪さを理由にゲーム三昧。でもクリアできず。


3/8 仕事。多分さっさとやめるべきだと思う。


3/9 14時頃から仕事。絵も描く。


3/10 仕事。こいつ馬鹿じゃねーのと散々思った挙げ句、さっさと辞めない自分の力の無さが全ての原因であって、つまり私が悪いと思う。愚痴って人のせいにするのは馬鹿のやる事で、今わたしは物凄く馬鹿だね。


3/11 14時頃から仕事。今週は休み無く職場へ出向いている。愚痴るより、それはそれとして自分で動いてしまう方が精神的にも楽だし、仕事も進むしいいんだろうなと思う。しかし、成長はとまる。


3/12 仕事。居ない事で物事がスムーズに進む。自立できないわたしが悪い。言わないのが悪いし、やらないのが悪いし、見切りをつけないのも悪い。何がいいかというと、簡単に休める事以外ないのだけれど、これは案外重要な事でもある。


3/13 新しくできたというラーメン屋へ。値段なりの味であって、美味しくいただけたのだけれど、途中から腹が痛くなる。もしかすると、鳥や豚の濃厚なスープがいけないのかもしれない。普段肉を抜いていると肉の匂いに敏感になるし、腹が吃驚するようだ。ラーメン食べなきゃいいのだけれど、ラーメンは美味しいからね。


3/14 夕飯が不味かった。不味くない物もあったけれど、不味かった。ご飯を炊くのも失敗した。そういう日もある。


3/15 仕事。もうちょっと若い時の方が怒りに任せて不条理だという事を口に出していたような気がする。とはいえ、技術も知識も全くなかったのでその辺りは謙虚だったけれど。性格が丸くなったと言われるけれど、そういう訳でなく、面倒事に向き合う気力が無いだけのような気がする。弱虫みたいだ。
人間の性質を変えるのは難しく、それが年上の方だと尚更難しく、上手く利用する方法を考えた方が簡単だ。あんたのここが駄目なんだという事を真っ向から言って認めさせるという方法より、どこか良いところを見付けて褒めて煽てて自分の思い通りにする方が上手くいくだろう。そういう事するの酷く苦手だけれど。面倒くさいし。馬鹿じゃないって思うし。嫌いだし。嫌だし…嫌だし嫌だし。けれども昨日もやっぱり馬鹿って思ってしまった。
頭が痛くて仕方なく。はやい時間から眠る。同居人が忙しそうに見える。