普通と天才

4/3 仕事。トイレへ行って痔になったかと思った。


4/4 土曜日気分で日曜日。損だ。SOUSOUで靴下を購入する。カフェに入ったらギネスがあったので頼んだら瓶だった。味が違う様に感じた。


4/5 仕事。嫌な夢を見る。解らないはずのない道で迷った挙げ句に迷い込んだ高台の公園に血まみれ猫の群れがいて、ようく見ると猫の前足は人間の手であって、更にようく見ると猫の奥に人間が潜んでいて、それがどれもこれも女であってという血の臭いのする夢。


4/6 ガスの点検の人が来る。夕食を作ったけれどあまり手を付けられず。


4/7 仕事。どんな内容だかも解らない研修に行く馬鹿一人。東京へ深夜バスで行くと言う事に浮かれる馬鹿。もう辞めるからどうでもいいんだ。在宅仕事を探してみるけれど、DTPだけでは難しい。

4/8 誰からも何からも必要とされてないという中二病的な事を思い、同居人に訴えたところ「今に始まった事じゃないじゃない」と爽やかに言われる。確かに。今迄もこれからも多分必要とはされない。さすが同居人。


4/9 外出する予定で服を着替えて絵を描いていたら、夜になる。キノコ頭の彼女達がまるで自分の娘であるような錯覚に陥り、元気に大きくなっておくれよと思う。そういう事もありますな。同居人が吐きそうになって帰ってくる。


4/10 外出。昼からギネスを飲める所を探すも見付からず。「お洒落を気取っている奴に見える」と言われて「ユニクロTシャツなのに?」と言ったら「そこもまたイヤらしい」と言う事で、少々恥ずかしくなる。着物風なもので生活したい。


4/11 何かを見ていて「これは神様がくれた休暇だ」という様な事を言っており「わたしにも神様休暇くれないかー?」と思ったけれど、今現在休暇かもしらんと思う。週の半分しか働いていないし、絵ばっかり描いているし、しかも売れないし。それ以前に中々描き終わらないし。好きな事しかやってないような気持ちがします。ごめんなさい。休暇中。


4/12 仕事。やはり、こいつは凄い奴であろうという人の周りにいる人間は同じ様に凄いのだろうと思う。わたしは生きていようと死んでいようと糞の役にもたたない。せめて死んだらトイレットペーパーにでもなりたい。五体満足で頭の出来もまー普通(多分)であるにも関わらず、役にも立たない絵を描いて毎日ブログに載せたりして何してるのだろうかね?生きているだけで、植物や動物の命を頂き、安い賃金での不当な労働の元にある加工品を食べて、価値のない存在理由を当然のように挙げて、何も生まずに何も破壊せずに、ただの時間の浪費。どちらにも転べずにその他大勢でいるだろうかと右往左往し、そこでもまだ安心しきれない小心者。見栄ばかり。プライドばかり。ばーかばーか。


とはいえ、絵を描く。絵を描く事を免罪符として生きている。ばーかばーか。


4/13 午後仕事。不必要でも面白ければ、許してくれる人もいるかもしれない、と思う。


4/14 仕事。他人を馬鹿と思うけれど、けれども私の方が余程上記の理由で価値がないのでバカとか思っちゃ駄目だと思う。でもついバカと思ってしまう。


4/15 画材を持ってさっさと逃げようと思ってぽいぽい入れていたら、画材を詰め込んだカゴが自分の背丈程になり、明るく気の狂ったおばさんにくるくる回りながら追われ、目が笑ってないよと思い。子供達は逃げ惑い、邪魔だよーと思い。海賊船に乗る為のメダルみたいな物を「ジョニー・デップにはわたし会えなくてもいいからさー捨ててー」と叫びつつ、クレヨンは確保出来たという夢。
ベルセルクのアニメを見ていて、漫画をまた最初から読みたくなった。