普通のラインが知りたいの!切実に

漫画だという体だけれどもとても文字が多い。小説に手を出すべきか出さなくていいかと迷うところだが、私がサドマゾに造詣が深くないせいなのか、これはマゾっていうくくりなのか?と少々疑問に思うが、しかし面白くはある。糞尿云々に抵抗がなければ、夢中になれると思う。女権論者はこの物語を好きになるんだろうか?


抱擁、あるいはライスには塩を

抱擁、あるいはライスには塩を

正月にばーと読んだ。昔、随分昔、この人の本を片っ端から読んだものだけれど久々に読んだ。たまにはいいの。


ラヴクラフト全集 (3) (創元推理文庫 (523‐3))

ラヴクラフト全集 (3) (創元推理文庫 (523‐3))

四を読んだのかもしれない。今何故か戻って二を読んでみたら読んだ事があった。


ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

思っていたのと違っていた。ふーーーんっと思って、半年後には内容を忘れているかもしれないからまた何かの拍子になんだっけと思って読んじゃうかもしれない。そしてまた、ふーーーんって思うんだ。映画になっているのね、真木ようこ。


「変だ」という事をよしと思えるのは幸せな事じゃないか?どうしても普通の範囲内にあって欲しい事がどうやら一般的ではないと気付いたら、結構がーーんとくるもんじゃないだろうか。私はここ一週間程がーーんと思っている。私が多数派であるならば、椅子はこういう作りでないだろうし、洋服はこんな風でないはずなのだ。しかし、「これは奇形です」という程には恐らく違わない。けれども、多数派ではない。がーーんだ。多数派がどれほどの多数なのか9:1なのか7:3なのかその辺がとても気になる。だから解りやすくだーっと並べて、何百人かのお話も聞こうじゃないのという気持ちで暮らしているけれど、多分そうはいかないだろう。そういう研究者になればよかった。恥ずかしがらないで。残念。