経過報告

球体関節人形経過



胴体をやする


削り箱作ったものの腕の位置が悪くて非常に削り難いので、やすり入れ入り口から腕を入れて使っている。


胴体を割る。カッターで切れるとの事だったが、そう簡単に切れず。中身かき出すという方法もあったがかき出せもせず。電動ルーターが必要だと思うも、大きなカッターで格闘。ぼろぼろしたが一応何とか割れる。


頭以外の手足の中身も出す。細いから膝、肘関節はなくていいかと思っていたが、芯入れちゃってたんだと思い出し、悪戦苦闘の末ストロー引っ張り出す。端々にひびやら欠けやら…粘土つけて修復。


胴体の切り口に粘土つけてこちらも空洞化。包帯ぐるぐるにして乾燥中。

関節球を一つだけ作ってみたが、まー球体にならない事!難しいがここで堪えねば…製本といい、球体関節人形といいどうしてこう作業工程の面倒なものばかりに手を出すんだろうと思う。面倒臭い事を最も苦手としているのに…絵も面倒なものばかり描くし…よく、「愉しいからやっているんでしょ?」と言われるが、正直にいえば、そんなに愉しくはない。はじめっから終わりまで愉しい愉しいでやる事なんて皆無だ。でも、最初の構想している期間が愉しくて、こんなのできたらいいなと思って思ったら作らずに済ましようがないので作るんである。タイミングもあるが。ちょうど一人暮らしに戻って制作部屋を作ったという事も関係している。誰かと暮らしていて、制作部屋がなかったら中々難しい。粉やら材料やら広げっぱなしだもの。アトリエを持てたらいいのでしょうがね…